「好き」が増えると、人生は何倍も楽しくなる

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「好き」が増えると、人生がどんどん楽しくなる

「どうしたら人生が楽しくなりますか?」

そんなふうに聞かれたら、今のわたしなら、「『面倒くさい』を卒業すること」と「『好き』を増やすこと」と答えると思います。

前回の記事で、HANAのファンになったと書きました。
おかげで、この年末は観たい音楽番組が増えて、楽しみがどどっと増えました。

「好き」がひとつ増えるだけで、こうして楽しみは何倍にもなって広がっていくのです。

ランニングをはじめてフルマラソンを走るようになってからは、マラソン選手にも何人か推しができました。それからは、駅伝やマラソンを、テレビや沿道で応援する楽しみも増えました。

たとえば、2026年のニューイヤー駅伝。吉田響選手が24位で襷を受け取ってから、一時はトップにまで躍り出たのを観て大興奮。これはむかしのわたしには考えられなかったことで、「好き」が増えると、こうして感動できる瞬間も増えていきます。

そのほかにも、料理が好きになってスーパーや器屋さんへ行く時間がぐっと楽しくなったし、好きな旅先が増えることで、その町の情報に触れるのが楽しくなりました。

また、むかしより自然に触れるのが好きになったので、山にのぼったり、渓谷を散歩したりと、休日の楽しみも増えました。

目次

「嫌い」より「好き」を増やしていく

人生が楽しくないなぁと感じるとき、日常のなかに「好き」より「嫌い」の比重が大きいような気がしています。

つい「嫌だなぁ」と思う人や、出来事ばかりに注目してしまうのは、じつは人間として自然なことです。でも、だからといって、そのままにしておけば、心の向きはいつも「嫌い」のほうに引っ張られてしまいます。

とくに、心が疲れていて余裕がないときほど、「嫌い」とか「嫌」に目が向きやすいといいます。そして、我慢を重ねていたり、たとえば「ちゃんとしなきゃ」が強い人ほど、違和感や不快感を先に察知しやすいのだそうです

それは、ネガティブだからでも、楽しむ力が足りないからでもありません。むしろ、周囲をよく見ていて、失敗しないように、場を乱さないようにと、これまで気を張ってきた人ほど、「嫌だな」という感覚に敏感になりやすいのだと思います。

かといって、「好きなものを増やそう」とがんばる必要はなく、心をオープンにしておくだけでいいと思っています。「好き」が入り込む余地をつくっておいたり、少しだけ好奇心を広げて、食わず嫌いをやめてみたり。

ほんの少し、閉じかけていた心の扉をゆるめるくらいで十分なのだと思います。

たとえば、いつもは選ばない味を試してみる。
気になっていたけれど後回しにしていた場所へ行ってみる。
「どうせ合わない」と決めつけていたものに、もう一度だけ目を向けてみる。
人にすすめられたことをやってみる、観てみる、聴いてみる。

そんな小さな行動が、「好き」の種になることがあります。

好きなものが見つからないときは

わたしには一時期、感情が鈍りすぎていたことがありました。

好きなものを見つけようといろいろ試したけれど、何をやっても心はときめきません。「好き」は頭で考えて見つかるものではなく、こうして心が反応するものなので、無理に「探そう」として見つかるものでもないのですね。

だからもし、感情が鈍りすぎていて「好き」が見つからないときは、一度、「好き」を探そうとするのをやめて、目の前の「暮らし」を整えることからはじめてみるといいのではないかと、わたし自身の経験から感じています。

部屋を整えたり、おなかを満たすだけの食事をやめたり。

身なりを整えるのも大切で、美容院へ行って思いきって髪型を変えるのもありだし、トリートメントできれいにしてもらうのも心が潤います。また、洋服も、「これでいっか」で選んだものでなく、少しでも気分が上がるものを着てみたり。

当時は、なんとなくこうしているうちに心が回復していったので続けていましたが、あとになって知ったのは、心理学的にも理にかなったものであるということです。

「好き」「ときめき」「興味」といった感情は、心がある程度整っていて、余裕がある状態でないと生まれにくいのだそうです。

それだけでなく、散らかった空間や乱れた生活リズムは、脳にとって「ストレス刺激」として処理されやすく、服装や髪型、外見に少し手をかけることは、「自分は大切に扱われている」というメッセージとして脳に届き、失われていた感情の感度が、少しずつ戻ってきやすくなります。

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この記事を書いた人

電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』(Amazon Kindle総合ランキング2位)をはじめ7冊を出版。Yahoo!ニュース エキスパート執筆。ホリデーノート運営。

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