なんだか、いろんなことがうまくいかない。
毎日を過ごしていれば、そんな時期もあります。
わたしにも、これまでに何度もありました。
理由ははっきりしないのに、仕事も気持ちも、人とのやりとりも、なぜか噛み合わない。小さなことにつまずいて、そのまま流れが止まってしまうような感覚です。
でも、そういう時期を何度か経験するうちに、ひとつ気づいたことがありました。
「なんか、うまくいかない」ときには、たいてい同じところに引っかかっている。そして、その引っかかりをひとつ整えるだけで、少しずつ流れが戻ってくることも多いのです。
つまり、「なんか、うまくいかない」は、ただの不運の連続ではなくて、ちゃんと抜け出す入口がある状態なのだと、今は思っています。
うまくいかない時期は部屋が散らかっている
いろんなことがうまくいかないなぁと感じているとき、振り返ってみると、わたしの部屋はたいてい散らかっていました。
その散らかり具合と比例するように、心のなかも頭のなかもごちゃごちゃしていて、そんな状態だからこそ、ますます片付ける気になれない。
悪循環のように、同じところをぐるぐる回っている感覚です。
実はこれには、ちゃんとした根拠がある。散らかった環境は、ストレスホルモンであるコルチゾールを上げやすいと言われているのです。
ストレスが増えれば、そりゃ心はなかなか平穏でいられないし、ものごとがうまく回っていないと感じやすくなるのも自然なことなのだと思います。
それだけでなく、視界に入る情報量が多いほど、脳のワーキングメモリは消耗しやすく、疲れを感じやすくなるともいいます。
片付けられていないという「未完了のタスク」が視界に入り続けることで、無意識のうちに注意が引っ張られ、脳はずっと処理しきれていない状態のまま。
気づかないところで、エネルギーを使い続けているので、やる気もなかなか出ないのです。
うまくいかないことが続くときは部屋をきれいにする
うまくいかないことが続くなぁと感じたときに、わたしがやることは、とてもシンプルです。
だけど少し腰が重くて、できれば後回しにしたくなること。それは、時間を決めて、まるっと一日、部屋を整えることです。
散らかった環境にいると、「どうせうまくいかない」という無力感が強まりやすく、反対に、きれいに整った空間に身を置くと、自己効力感が上がることがわかっています。
自己効力感とは、「わたしにはできる」という感覚。
自信に似ているけれど少し違って、自信が結果や評価に寄りやすいのに対して、自己効力感は「行動できる自分を信じられているか」という、もっと日常に根ざした感覚です。
じつはつい最近も、「なんかうまくいかないなぁ」と感じていて、やっぱりそのときも部屋は散らかっていました。
時間をかけて、いらないものを処分して、掃除をして、ひとつずつ整えていったのです。
そうして部屋がきれいになると、心のモヤモヤもすっかり晴れて、ノートを引っ張り出して「やりたいことリスト」を見直す気にも、なぜだか不思議となった自分にびっくり。
部屋を整えるだけで、心はこんなに前向きになるのだなぁと感じました。
さらには、めったに連絡が来ない人から久しぶりにお誘いのLINEがきたという、若干スピリチュアルな嬉しいことまで起きたりして。
詰まっていたものが、すっと取れたような感覚です。
ものごとがうまくいかない時期に、部屋をきれいにするのは、運気を上げるおまじないのように言われることもありますが、わたしにとってはとても現実的で、理にかなった運気を上げる方法です。
とくに、ものを減らすと、心までふっと軽くなって、「あれやってみよう」「これやってみよう」と、自然とフットワークも軽くなる気がしています。
脳もスッキリするので、悩んでいたことの答えが見つかったり、アイデアもひらめいたりしますよ。
ぜひ、お試し、あれ。

